■うさぎさんブログ「うさぎの日記」より 先日、劇団キンダースペースの「新牡丹灯籠」を両国にあるシアターX にて観劇。 |
■PEARさんブログ「100% JUICE BLEND」より 新・牡丹灯籠 お峰のこと 劇団キンダースペース公演 「新・牡丹灯籠」 (於両国 シアターカイ) |
ななさこさんのブログ「日々これ思う」より ゆめ 言葉だけでは伝えられないけど 言葉でしか伝えることはできない キンダースペースさんの 新・牡丹灯籠を観劇 落語がネタ元だけに? 夢オチだった訳ですが 誰のどんな夢であったか というのを妄想する楽しみを残してくれた舞台です 潔く、粋で、生きることに逞しい世界 そう今の日本にかけてるのは 忠義や仁義や恩義や信頼関係なぞではなく 生きることへの逞しさ ではないかしら と、思いました 私としましては珍しく、キンダーさんの観劇後に 元気ハツラツな心もちになって 何だか不思議です さてはて 誰のどんな夢か? まずは源次郎と伴蔵の夢 劇中は全部現実で獄中で更に夢で繰り返しうなされた二人 というのは、なかなか残酷な好みですが 芝居としては奥行が狭くなるだうろし 何より幽霊の存在をかんたんに認めてしまうのもね… 幽霊は伴蔵の心に潜む魔物が見せた幻 死んだ露と米を見たと 仰天して伴蔵がお峰に話をし 本当はお峰はへっぴり腰のヘタレ亭主の馬鹿な繰りごとに 喝を入れただけなのに 大金さえあれば…俺だって と常日頃から心の中で己に合わぬ欲望を持っていた彼には 嫁の誘い水、後押しと変換され 嫁が望むんだからと道を踏み外す (という夢をみた) とかね 源次郎は、斬られた殿様がお国といるところにくる ところからが夢 お殿様は源次郎が潜んでいるのをわかった上で わざと源次郎、お国を斬りに行くと言ったのでは? その恐怖と お国の気持や言葉と、自分自身のポテンシャルを 信じられないが故の夢 露と新三郎は 露が幽霊かどうかはおいといて 御互いが御互いの愛を試したのかな 如来像がすり替えられたのを露も知っていて さらには 新三郎自らが、伴蔵の謀りをいさめて 実は自分がすり替えていて という前提での二人のやりとりであったと 私はみます 現世かあの世かはわからないが 二人が結ばれたのは 現実として 殿様と竹は亡くなったが 源次郎に斬られたのではなく 瀕死の殿様を竹が介錯し、その後自身も自害 孝助の見据えた先の未来には 殿様がこうありたかったであろう幻想を後に 自身の道を切り開く意志がある 〜〜〜 なぞと想像する私が まさに 欲しているものは さて何か 自問自答していこうと思います とても楽しい舞台でした |