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あらすじ
時代 1989.1.7
昭和最後の日の設定で、オムニバス形式で上演したキンダースペース第14回公演「時代」の四本の小編のうちの一本。今は右翼団体に所属する三人の元不良を自認する男たちが、日頃の仕打ちに耐えかねてその団体の幹部の一人、ヤマダを襲撃することを計画する。だが、殴り込んだ先にヤマダの姿はなく、部屋はもぬけの殻であった。計画が漏れたのではないかと疑ったリーダー格のタケオの取った行動は……
『家出うさぎ』 Reading The Runaway Bunny
子供の頃よりプロの小説家に成ることを夢に見、結婚し、そして離婚と娘セイとも離れて暮らすという代償によってその夢をはたし作家となった、きく子。かつては仕事場にしていた築四十年のマンションの最上階に再び部屋を借りる決心をしたのは、事故による娘の死という衝撃を経験したからである。きく子は自分の書いてきたものの限界を思い、最期の小説を、ここでものにするのだという決意で来る。しかしそこになぜか、離婚後、月に一度そうしていたように、娘のセイが訪れる。しかもセイ本人は、自分が死んだということを自覚していないようである。
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