レパートリーシアターVol.26
短編演劇アンソロジー八 <ロシア編>

『とある出来事』

ゴーゴリ作「外套」チェーホフ作「別荘で」「コーラスガール」より

脚本/内田健介 坂上朋彦  演出/坂上朋彦

お客さまのアンケートより

・露作品と和テイストの演出がマッチしていました。役者さんの心の動きが綺麗に見え面白かったです。
 現実と夢の場の切り替わりが良かったです。


・照明も素敵でした。小さな箱ですがとても広い世界観を観た気がします。
 役者さんの視線の先にロシアの風景が見えました。(女性 22才)


・面白かった。ロシア劇の面白さ再発見でした。
昨日、円楽襲名披露を観たばかりだったので、落語とロシア劇の共通性をますます感じてしまった。
 (男性 42才)


・間近でみる役者の演技、表情、声、息づかい……。軽妙洒脱な演出とあいまって、秀作。
 充分楽しめました。豊かなり、平にして凡なる人生!!(男性 69才)


・滑稽で笑ってしまう部分はたしかに多くありましたが、特に「外套」は笑うどころではなく胸痛み、観るのが辛くなりました。が、落語での解説に救われました。チェーホフの女たちはどこか私自身の内面に通じていて心の中で「いやだなあ」と思いつつ観てました。演劇は私自身の元気でないと楽しんで観ることが出来ないと感じました。私をこんな気分にした今回の「とある出来事」は成功ですね。(女性)