レパートリーシアターVol.27
短編演劇アンソロジー九 <太宰治篇>
『女と天才』
〜太宰の女たち〜

構成・脚本・演出/原田一樹


例えば、太宰が女に言わせる言葉
 「その小さい駅の名はわざとお教え申しません。
お教えせずとも、あなたは、いつか、私を見掛ける」
を男の言葉と並べてみる
 「おそろしいのはね、この世の中のどこかに神がいる、ということなんです」。

例えば、太宰を舞台化するということは、
作者が女子という立場と関係を得て書いた、
その方法が正に演劇の台詞の方法であるという自覚を離れてはありえない気がするのだ。

原田一樹 


・Aプログラム「待つ」「水仙」「饗応夫人」「嘘」「灯籠」
・Bプログラム「ヴィヨンの妻」「きりぎりす」「女神」


「太宰を読む会」&「もうすぐ初日! ワークショップ」
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