静岡観劇のあと

静岡清藁科川沿いの宿「せせらぎの湯 紅竹」に一泊してきました。
前夜にネットの「じゃらん」で調べて予約した宿ですが、なかなか良い宿でした。じゃらんのインターネットには「くちこみ」欄があって、お料理がとてもおいしいと評判だったのですが、本当に美味しかった。
到着するとまず「お茶と焼き芋」をふるまってくれる。お腹がすいているから、つい全部食べてしまいました。
お風呂に入ってから、夕食は部屋食です。
板長厳選旬の地元素材を使用したかわいらしくアレンジされたものが、美しく出てまいりました。

上の方のワイングラスには「のびる」の和え物、シャキシャキしていて美味しかった。
くわいの焚いたのや、数の子やたらこを細かくアレンジしたもの、お刺身も新鮮だったし、茶わん蒸しにはヤマイモの芽が入っていて珍しく、美味。
夕食には出羽桜吟譲か白ワインを一杯サービスしてくれるのですが、迷わず出羽桜。
美味しいので、あとからボトルも頼んでしまいました。

これが名物味噌鍋。

お肉たっぷり、これだけでお腹一杯だよ。
ヤマメの朴葉味噌焼き きんかんの煮たのが添えてあった。
締めの御飯はお茶漬けに珍味が少し載せてあって、それも旨かったなあ。

←朝御飯も美味しくいただき、今日は観光の日。
あ、朝風呂もいただきました。
お風呂は露天も付いていてまあまあの広さ。温泉じゃないのが残念なのですが、竹炭を一杯お湯の中に入れていて、身体に良いそうです。ぽかぽかしました。

お宿は全体的に清潔なのが良かったです。


まず向ったのは久能山東照宮。家康の御遺体が葬られている山です。
御霊はまた別のところにあるらしい。家康さん大変だね。

ロープーウェイで来れば良かったのに、下から登ったから、こんだけ石段を上がりましたよ。ええ、良い運動になりましたでごわす。

↓境内の最初の建物に吊るし雛が一杯飾ってありました。

東照宮御社殿

日光よりは小振りですが、やっぱり彫刻などが凝っていてきれいでした。

←これが家康公の墓です

ここまででさらにこれだけ。墓まではまたあと50段くらい登ったかなあ。

↓門の足許の方にも一杯可愛い透かし彫りがあった…

門衛所(外から来る人を検閲する護衛所)から
外を覗くと、目の前の海しか見えない。

梅の蕾がもう膨らんでいました。

次に向ったのは静岡県立美術館

特設では「花鳥風月」屏風絵の世界…をやっていたのですが、きれいなんだけど、観ながら眠くなってしまった。「和」の世界を堪能するにはまだ私は青かったようです。

【ロダン館】でしゃっきり目覚めました。ロダンの作品が一杯飾ってあったのですが圧倒されました。なかなか良かったです。

やっぱり【考える人】をじ〜っと観てしまった。近くで見ると面白いところが一杯。あの右手は顎の辺りにあるのかと思ったら、口の中に突っ込むみたいにしているのね。上唇がめくれてる。
右肘を左の膝の上に乗せたのは、背中の筋肉の盛り上がりを見せる為らしいけど、【考える人】は足の小指にも筋肉が付いていて、まるで指が6本あるみたいでした。

【地獄の門】は静岡県立美術館に寄贈されたものが8体目だそうです。その製造過程が写真パネルになっていましたが、大変な作業だと思いました。

しかし、地元の美術家のお姉さんが「ロダン体操」なるものを作って踊っているのにはびっくりした。ロダンの彫像のモデルのポーズを組み合わせて、静岡市の歌に合わせて踊るのだけど、おいおい……。(´_`;) しかもそれを静岡市民に踊らせるなよ。

お腹がすいて、帰り道に「清水エスパレスドリームプラザ」に寄りました。もう一つの市場とどちらが良いか迷いましたが、「寿司横町」というのに魅了されて。
ここには寿司ミュージアムもあり、寿司の歴史がわかるらしいのですが、今必要なのは歴史よりも食欲を充たすことなので、ミュージアムはこの次にしました。

寿司横町には11軒のお寿司やさんがあって、どこにしようか迷った末入った一軒は………見事にハズレ……でした。(○o●;)

←でもここのマリーナはきれいだったな…。

観劇に行って、帰りにちゃっかりゆっくりしてきました。m(_ _)m

おまけ
ロダン美術館で買った定規
動かすと【考える人】が立ったり座ったりする(▼ヘ▼)彡