2010年10月30〜11月3日 ギィ・フォワシィシアター 
「湾岸から遠く離れて」感想

とっても個人的にいただいたブログとかメールでいただいた感想です。
 だから、とっても褒めていただいてます。
 踏まえてお読みください。m(_ _)m (瀬田)

PEARさんのブロク「100% JUICE BLEND」

うさぎさんブログ「うさぎの日記」

妄想侍さんブログ「刀抜かずに息を抜く」

村信保ブログ「ありがとうの記録」

柿森ななこさんブログ「日々これ思う」


瀬田さん、とても良かった。ありがとうございました。大変良質な芝居を観る幸せを感じております。芝居の中身も、少しも古くない今日的なものでした。
ここ10月末から立て続けに、今日まで4本の芝居を観ました。そして、今日が私の連続芝居観賞のファイナルでした。その最後が一番素晴らしい舞台で…本当に嬉しく!感謝
相手役のARCHEさんが…本当に良かった。ジュリーとエルザールのだんだんと通い合う心がダンスのシーンで、胸がいっぱいになりました。キンダーのワークショップで何度も云われている・今ここに、確かに通い合う心空気・って、本当にそれが存在しているか否かで…もうその芝居自体が、茶番劇かどうかになる!と、今日は強く思いました。
また、母親ローズ!素晴らしい!私は、もうその母親ローズに感情移入しっぱなしでおりました。
素晴らしい舞台を観せて頂きました。瀬田さんは、前回よりもっと深くジュリーになっていましたね 切なくて涙が出そうでした。もっと沢山の人々に、ぜひ観て欲しい舞台でした。
今日の『湾岸…』の皆さまに、素晴らしい舞台をありがとうございましたと、申し上げて下さいますよう。深謝


すごくよかったです!
登場人物みんな、それぞれとても素敵でした。
なんか上手く言えませんが、見ていて思わず話しかけて応援したくなるような、声かけたくなるような感じでした。
客観的に見る感じですごいと思う芝居もありますが、見ている最中にその中に巻き込まれるような芝居はあまりないので、見に行ってよかったです。


部分的には読んでいて記憶に新しいのですが、全体像はすごい。重い芝居、濃い芝居、深い芝居、感動です。
時代性、現代性もたっぷり。自立しきれない葛藤の演劇。
窓は開きかけたのに、また閉じた。
母の絶望と娘の絶望。母の優しさと娘の優しさのすれ違い劇。
すれ違いの調整役の男は、時代に、家族もろとも殺される。
悲劇です。
湾岸の民族の踊りと恋愛のからみが、悲しいが、ワクワクしました。
湾岸の男が、登場した後は緊張。
終わってみれば、素敵な劇でした。


とても良かったです。ジュリーの純粋さ、若々しさ、いじらしさ、苦しみ、いろいろな思いが胸に迫り、思わず抱きしめたくなりましたよ。ほかの出演者のみなさんもとても生き生きしていて、プロの仕事をみた気がしました。今日もぜひ素敵なお芝居を!


「湾岸から・・・」 期待通りの力のこもった舞台でした——演出も 皆さんの演技も。
丁寧に緻密に、硬質に創られた印象です。<湾岸>あるいは民族・宗教の対立・差別は、今世紀最大のシリアスな問題の一つでしょうから。
ジュリー役は再再演?で いろいろ工夫を重ねておられると感じました。セリフ以外の演技・行動も 緊張感がつらぬかれていますが、母娘の関係、湾岸男との接近などに、意外なユーモア(ギ・フォアシー的な毒のある)が飛び出す瞬間、壁に閉ざされながら婚期を通り越した娘の奔放な瞬間、今も過去にも 男がちょっと身を引くような、があっていいな、と勝手に想像していました。一瞬不器用な可愛さは感じとれましたが。ジュリーの魅力の役造りは面白いでしょうね。


11年前に感じた可憐さそのままで、けどあの時は解らなかった切なさがひしひし伝わってきて(私も少しは大人になったのね(^^ゞ)、素敵なステージをありがとうございました。
ラスト頑張って下さいね。


完璧でしたね。
特にあなたは、ほんとに見事に演じきったと感服しました。
あなたの絶えざる精進の結果ですね。
あなたは、心理的な、内面的な動揺をしたときの演技がうまいなあと思いました。
ただ表情だけではなくて、全身が震えるようなところがあって、それは今までも感じていたことですが、ちょっと他の人にはマネのできない演技ですね。
そういうところが今回のジュリーの役では最大限に活かされていたということでしょうか。
だからこそ年齢にもかかわらず(ごめん!)ジュリーの初々しさを見事に表現できたのだと思います。
ギイ・フォアシーの芝居ははじめてみましたが、随所に心打たれるセリフがあって感動しました。
特に、ジュリーが「私には何もない」と言ったときに「あなたは温室の花のようだ」と言う。
その理由を結局は言い切ることができないのだけれど、あそこには、とても深い人間認識があると思いました。
物事をきちんと見る(聞く)には、こうして父のように座っていなければならない
などというセリフや、
何事も起こらないことがいちばんいいのだという母の言葉や、
みな、重要な思想ですね。
このごろぼくが考えていることとも通じるところが多くて、とても共感しました。
こういういい芝居に全力で取り組まれる、あなたや原田さん、またその他の方々に心から敬意を表します。
ところで、ARCHEさんって日本人なんですか。とてもいい感じでしたね。


一昨日NHKの無縁社会なんで番組を見てしまったし、読んでいた本がパレスチナというタイトルで、とても自分的タイムリーな感じで舞台拝見しました。綺麗だったし、若かったし、つつましやかで、魅力的な女性に見えました。すごいなあ、なんて女優さんにいうのは失礼かな。バタバタと出かけて行ったけど、行って良かったです。 


シアターχにて上演中のギィ・フォワシィ・シアター35周年記念公演
『湾岸から遠く離れて』を観てきました。
パリに住む母娘。
物静かな娘と退屈が嫌いな母。
母の思い付きで外国人の青年を下宿させた事で娘に変化が起きて、
戦争のせいで起きる悲劇。
戦争が起きなくてもこの娘は辛い想いをしていたのかも知れませんが、
戦争が起きなければあんな別れではなかったはずです。
「行かず後家」というのもいまや死語と言っても良さそうですが、
その娘役を瀬田ひろ美さんが見事に演じていらして、涙無しには観られませんでした。
胸の奥の襞がずっと震えているような感覚でした。
とても良い舞台でした。
以前から観たいと思っていたギィ・フォワシィ作品を今回初めて拝見したのですが、
この作品は最もギイ・フォワシィらしくないと言われているそうなので、
今後も色々なギィ作品を観たいと思います。


無事に鹿児島に帰ってきました。ジュリーに会えて良かった!すごくすごく大好きです。また会いに行きます


おまけ1
おまけ2