上演にあたって

 
 モノドラマとは、
 俳優が一つの人称である役を演じるのではなく、
 舞台という空間のなかに身を置き、言葉と身体によって、
 もうひとつ別の時間と空間をそこに立ち顕わす行為です。
 今回はその素地を、近代から現代にいたる小説文学に求めてみました。
 私たち日本人が、その百年あまりの時間の中で身を置き感得してきた、
 私たちの心の内側がここにはあります。
 開かれた世界に旅立つ前に、私たちの拠り所を、今一度見なおす百分程の時間に、
 どうかお付き合いください。

構成・演出 原田一樹 
 


上演演目

 プログラム A

プログラム B

 目黒幸子 (劇団NLT)
【竹青】太宰治     

 小林元香 (劇団キンダースペース)     
【プールのある家】山本周五郎 

 仲上満 (劇団キンダースペース)      
【首の落ちた話】芥川龍之介

 瀬田ひろ美 (劇団キンダースペース)   
【道なき道】織田作之助

 松永麻里 (スターダス・21 The 30's) 
【剃刀】志賀直哉

 平野雄一郎 (劇団キンダースペース)      
【入れ札】菊池寛