<オダサク>

■ ラジオドラマのような感じでねなかなか面白かった。ひとりのところと芝居的なところと調子が変って、あきなくていいと思いました。

■ 感動しました。原作も読んでみたくなりました。奥行きのあるイメージが広がりました。

■ 一人の人が語っている……それだけなのに間のびせず、景色や心情が心にも頭にも流れ込んできて、その世界にドップリ入り込んでました。集中力、声量、演出、全てにあっとうされてました。

■ 話の内容を知らなかったこともあり複雑だと感じた。最後の方の一つ一つのしぐさに目を奪われた。

■ 前回も思いましたが、話と話の間がとても自然で、一つの物語を見ているようでした。また来たいです。

■ 小説を読んでるような、その世界に入ってしまうようなお芝居でした。思ったよりわかりやすくて面白かったです。

■ 若くして亡くなった大好きな作家です。今だったら助かる病気なのにと思います。もう定着した役どころを皆さんなんなくこなしていて感動しました。

■ 言葉がしっかりじっくり入って来た。オダサクの人間への視点がなぜかなつかしかった。小説ではオダサクは読んだことはないはずですが。




<ダザイ>

■ とても楽しめました。若いストレートさとベテランのうまさ、味が相乗効果で面白さをアップしていたと思います。モノドラマの基本があってこそだとは思いますが、この形式の方がわかりやすい気がしました。

■ 初めてだったので、どういう舞台になるのか楽しみに来ました。一作ずつていねいに描かれていて、一作ずつ考えさせられる内容でした。楽しかったです。

■ 楽しみに待ってました。難しい作者の作品、素晴らしかったです。映画化もされにくい。個人で読むものと思っていたのに。本当によかったです。

■ シリアスな話ばかりでなく、笑える場面もあり、とても楽しく観ることができました。

■ 良く出来ていました。面白かった。ダザイのいろいろの面を見せてくれました。快調なテンポと切れの良いセリフまわし。「姥捨」でナレーションが二人いたのはすぐれた演出だと思いました。

■ 時代を感じました。戦後すぐの。原作を読み返して、このような試みの意味を考えたいと思いました。