いにしえより語り継がれてきた物語があります。
「むか〜しむかし、あるところに〜」そんな呪文のような冒頭ではじまる昔話。
そこでは当たり前のように動物がしゃべり、
当たり前のように神様が姿を現し、
はたまた動物が人間になったり、
人間が人間以外のものになったりします。
奇想天外な話しも数多くありますが、しかしこれらは確実に、
それこそ「むか〜しむかし」から語り継がれてきました。
一体何が人々を語り継がせるのでしょうか?
そんな探究心から今回の企画は生まれました。
題材は芥川龍之介作「桃太郎」、太宰治作「浦島さん」、小泉八雲作「雪女」ですが、
いずれも明治、昭和の文豪三人(芥川龍之介、太宰治、小泉八雲)によって、
それぞれの視点というフィルターにかけられたものを取り上げます。
さらにこの三作品をわれわれ現代の日本人というフィルターにかけてゆく…
はたして、そこにはどんなものが浮かび上がってくるのでしょうか?
構成・脚本・演出/斎藤貴司
皆様のご来場を
心よりお待ち申し上げております。
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