■「花の名前」は、わかりやすいストーリー。小道具、大道具、音の効果などよく、何か、心に後々まで残るものを与えてくれたような気がします。

■風景が見えるようでおもしろかった。

■瀬田さん、自然体に出来上がっていて、すばらしかった。さすがですね。

■三人三様でとてもよかった。

■ゆき依さんは、気合満点でぐっとひきこまれました。茜さんは、林芙美子さんとフィットしていたのかな〜。何だか、心地よい雰囲気が伝わってきました。だいさんは、間合いがよくて、ぐっとくるものがありました。

■一人芝居を観るのは初めてでしたが、とても楽しめました。難しいのだろうなと思いつつ、口調や表情で役を切りかえて一人で演じているのが、新鮮でした。少ない小道具を使い、指先まで動きに気を遣っているのが伝わりました。また機会があれば拝見したいです。

■最初と二つ目の作品は、それぞれ罪を犯した人間の描写で、それでも、演じている人間や人物の違いが、ハッキリと見えて面白かったです。最後の『花の名前』は、男女の家庭の形を、女性の目から見ているようで、ハラハラとしつつも、不思議な安定感というか、この家庭はそれでも続くんだろうなという気持ちで見ていました。

■「ゆうれい貸屋」はひとり芝居にも関わらずいろんな人が見えてくるのが不思議でした。それだけ、素晴らしい役者さんってことなんでしょうね。ファン になりました。
キンダースペースさんの役者さんはみんな吸い込まれます。
素敵な役者さんばかり。また観に行きます。

■「ゆうれい貸屋」と「幸福の彼方」 動と静 対照的で楽しめました。

■モノドラマ 初めて観ました。
ひとつの作品(小説)をそのまま 一人の役者が演じると言う なんて言うのでしょうか? 朗読のような 落語のような 作品を演じる舞台とでも 言うのでしょうか? 観ていて楽しかったです。
正直 本を舞台で演じるなんて ビンと来なくて もしかしたら退屈するのではとも思ったのですがそんな思いは舞台を観てふっ飛びました
小説の活字が ページから飛び出し役者の身体に入り役者がその物語に変身し語り動き演じ まるで立体小説のようでした。そして観るものは 物語の世界へ引きずり込まれました
役者さんの動き 表情 目線ひとりで物語を演じる姿はかっこ良かったです
時間も 90分と言う見易い時間で とても良かったです

■以前、東演とのコラボでやられたものを拝見しておりますが、モノドラマという形式は面白いですね。
文学をそのまま読むと、慌て者の私は特に退屈な作品だと、先の文字を読み取ってしまったりして、展開がわかってしまうという失敗とかしてしまうのですが、俳優の言葉が発せられる迄、先が分からずグイグイ世界に引き込まれました。主人公の精神と同化して、心臓がきゅうっと締め付けられるような感じがしました。

■モノドラマが大好きです。昨日Aプログラムを観に行きました。たった1人の俳優さんが演じていられるのに、私にはだんなさんや女が見えてくる。普通のお芝居よりも、俳優さんの演じている世界に引き込まれて行く。1時間半があっという間でした。Bプログラムも楽しみです!

■私は向田邦子作品が大好きで、繰り返し作品を読んできましたので、お芝居がどれだけ素晴らしいかがよく分かりました。文字とお芝居から受ける感動が違うことも味わえました。
高中愛美さんのお芝居も新鮮で感動しました。昨日は初舞台だったのでしょうか。
次に観劇するのが楽しみです。

■素敵な舞台を鑑賞させていただき本当にありがとうございました。
これほど間近で迫力のある芝居を見たのは初めての経験でした。

■「花の名前」よかったです。
私も昔、向田邦子は読んでいて独特の向田ワールドを感じていました。
人の気持ちの機微を細かく描写したもの多かったと記憶していますが、
今回の舞台も、そうした世界がよく表現されていたと思います。
結局ついてまわる人間の絆の希薄さのようなものも改めて想いました。
また、今から35年前のことなのですが、現代とあまりにも違う懐かしい昭和のテイストも感じられて、ついこの間のことのようなのに、本当に手が届かないところに行ってしまった切なさも感じました。
平野さんの「犯人」もよく出来ていたと思います。
犯人の感情が観るものにダイレクトに伝わるようであり、彼のさ迷い歩く街の風景がおぼろげながら垣間見られた気がしました。

■今まで喋っている役者さんを見ていなかったので、ようやっと「ダマされよう」と思って、顔ばっかり見ていました。登場人物が複数いて、だんだん二話、三話になると頭の中がぐちゃぐちゃで、よくわからなくなってくるというのが正直なところです。A、B見終って、やはり一番最新のものが印象が強く、全部思い出すのがむずかしいです。まだまだモノドラマの楽しみ方がわからない私ですが、また見たいと思います。

■最初と二つ目は、ギャグチックな所を交えつつで、面白おかしく観ていました。最後の作品は、じっくりと考えさせられるような、それでいて、どこかふんわりとした空気を感じました。(Bプログラム)

■難しい話になると思っていたが、面白い話だった。また聞きたいです。

■10年程前から、モノドラマが好きです。