ブログなどにお寄せいただいた感想より
キンダースペースの「蜜の味」観てきました。同行した友人が母娘の関係に胸がつまされたということを言って帰りましたがが、目が潤んで見えたのは、芝居の前に飲んだオリオンビールと泡盛のせいであったのでしょうか。いずれにせよわたしは観劇後の酔いが最高潮にまわっているうちに書いてしまいたい衝撃をうけた芝居でありました。
17歳の少女の書いたものですから、当時のイギリスの貧しさはセリフだけでは表現できなかったかもしれないけれど、暗転した最期の十数秒間に、臨月の少女は、一人きりで、しかも初めての生殖行為で生まれる子(さらには人種の違う男との子)を、産んだあとに川に捨てただろうと思いました。それは酷いことですが、彼女に特段の強いの倫理観や宗教心がないかぎり、あるいは救いの手のない限り、その子はほうむられたにちがいなく、同時に決して忘れ去られることなく生きたのだと思います。芝居のひけたあと、母として生きてきた人、子を育てなかった人、男、女、感想はいろいろであって興味深かった。さて、「文明は進んでも(だったかな?)女は変わらない」(台詞)のか。引き続き人生のクェッションを与えてください。キンダスペース。【M.S.さん 女性】
劇団キンダースペース、蜜の味。ダブルキャストもいろいろあるが、主要2役に若手劇団員でダブルを構成するのは、ある意味勇気ある決断だろうと思う。異なる役者が同じ演出意図の中でゴールに向け切磋琢磨する様は、タイプやアプローチの違いを際立たせて、まさに見物。観劇の一つの醍醐味。【M.S.さん 男性】
自宅の裏にある劇団 キンダースペース。
今日な上演は、シーラディレイニーの作品「蜜の味」。確か ブロードウェイなどでもやっていたようなー? チラシを見たとき、あの劇場で? この作品? と思っていたけど…見る目、考え方が一転。演劇って、すごい!
この作品を まるで イギリスの劇場で、若い役者さんが演じているように見えた。演出? 舞台の設定? 役者さんの演じ方? スタッフさんの立ち居振舞い? なんだろう? でも、また 次の作品が楽しみになるくらい。
そして、「蜜の味」のストーリー。うーーん。私にも娘が居るし母が居たし。あそこまで 落ちるっ てことは 社会環境? 女の気持ちが 伝わってきた。【N.K.さん 女性】