「紙屋悦子の青春」 感想 アンケートより


6月20日(水)A

・戦争の直接的シーンは描かれていなかったのに、その時代の残酷さが伝わってきました、一人一人戦争に対する考え方が違うのも考えさせられました。題材が戦争を扱っているので、どうしても重くなってしまうと思いましたが、そんなことはなく、コミカルなところと大事なところがしっかり入っていて、じっくり観れました。登場人物一人一人に共感できました。(女性 25才)

・席が近くて役者の皆さんの表情がすごく見えて楽しかったし、迫力もありました。時間が短く感じました。

・本当に楽しく観れました。明石役の方が表情声共にメリハリがあって、見ごたえがありました。舞台が狭い中でもよく動作や感情の伝わる演技でした。

・重みをすごく感じました。初めの二人の会話で泣きそうでした。途中笑えるところもあってとても楽しかったです。ありがとうございました。

・今回初めて来させていただきましたが私は劇場が大好きなのでとても楽しめました。米英はだめだがドイツならいい。同盟組んでるからってそれはいいの?と思ってしまいました笑 クスッとなるところがたくさんあって面白かったです。(男性 32才)

・最近は戦わない方面での戦争を書く舞台も多いですが淡々とした中に笑いあり涙ありでとても見ごたえがありました。悦子の心情が絶妙に見える様で見えないようで良かったです。また機会がありましたらと思います。(女性)


6月21日(木)A

・はじめて拝見いたしましたが素晴らしかったです。内容も題材も良かったですが、劇団員の方の演技が見事で感動いたしました。

・心打たれました。温かくユーモアがあり、切なくしみじみと良い時間をありがとうございました。

・とても良かった 戦争当時の庶民の生活、感情が出ていて所作もとてもきれい。当時の日本人の美しさが出ていました。


6月21日(木)B

・若い方がたくさんお見えになっていて、満席でしたね、この悦子の人生をもっとたくさんの若い人たちに見てもらいたい。地域の中学校や高校の体育館で見れたら、また、どんなお芝居になるのだろう。素敵な涙を流せました。ありがとうございました。(女性 57才)

・めちゃくちゃ良かったです。映画だったら、DVD買って何度も見ちゃうんですけど、正直今まで見たお芝居の中でベスト3に入ります。(女性)

・戦時の作品は今までいくつか見たことがありましたがその中でも今作はとても心を動かされた素晴らしい作品でした。キンダースペースさんの作品は方言や所作が繊細で新しい感性に出合えるので好きです。

・人の覚悟が伝わるいいお芝居でした。明石さんの飛ぶ前のシーン、永与さんの手紙を渡すシーン、悦子さんの永与さんだと決めるシーン。どれも良かったです。

・特にどでかい急展開があるわけではない(戦時下というのはすごくドラマですが)のに、ラストシーンですごくいいお芝居だったと思いました。自分でもなぜかよくわかりませんが……自分にはない繊細な世界が日常にこそあるというかなんというか。本当にものを食べてるのすごいです。リアルに日常にこういう食卓ある―!って思いながら観ていました。しゃべりながら食べるのすごく自然でした。方言すごいです。(女性 23才)

・途中から涙がこぼれて仕方なかったです。日常生活の中のふとした会話表情、感情の動き、揺れに様々に感じるものがあり考えさせられました。ふささんと長与さんのキャラクターが好きです。

・火鉢がある面に座っていたのですが、座る場所によって違うんだろうなあと思いました。明石さんを追いかけず、台所で泣くシーンは悦子の姿が全く見えなかったのですが、それにも情緒を感じました。

・客席がほぼ360度なのにまず驚きました。そのおかげか、どのタイミングのどのキャストさんを見ても気が抜けず楽しめました。今何を考えているのか、これから何を話そうとしているのか、とても伝わってきて、前半笑い、後半泣き。心動かされました。


6月22日(金)A

・引き込まれました。明石さんが戦争に行くことを知らせるシーン、明石さんの分まで守り、そばにいるといったシーン。良かったです。

・時がたつのが早く感じました。お姉さんの「明石さん、いってしまうよ!」の演技に感銘を受けました。

・今、平和であるという事がありがたいとしみじみ思いました。(女性 84才)

・映画を思い出しながら観ました。とても良かったです。泣……女優さんフレッシュで、良い舞台に出会えました。(男性)


6月22日(金)B

役者さんの立ち方、目線でこんなにも空気が変わるのかと驚きました。とても濃い時間をありがとうございました。


6月23日(土)B

・笑いとシリアスのバランスが良くとても観やすかったです。(男性 35才)

・とても充実した時間でした。様々な思いが交錯するとてもリアルな空間が成立していたと思います。(男性)

・とてもよかったです。考えさせられました。とにかくスキルがスゴイです。ただただ感動しました。また見に来たいです。すばらしい。(男性)

・舞台設定が面白かった。特に客の顔が浮かんでくるところが異空間をかもした。背中で語っている場面が顔の見える時よりも想像を掻き立てた。50?の距離で目の前に会話をしているところがとても良かった。戦争の悲惨さや戦いの場面がないのに強烈に訴えてくるところが印象に残った。(男性)

・とても本格的な舞台を観させて頂きました。心のこもった素敵な時間でした。(女性)


6月23日(土)A

・舞台に火鉢、円卓……昭和の時代に入れました。「紙屋悦子の青春」は映画で観たので、この演劇も是非観たいと思いました。こんな身近で生のお芝居を少し緊張しながら観ました。悲しさ、優しさ、感動……様々な想いがわいてくるいいお芝居でした。 原田一樹さんのプログラムに書いてあったこと、とても考えさせられました。(男性)

・短い時間ですが、人の心の動きのようなものが見ていて感じました。面白かったです。


6月24日(日)B

・戦時中でも笑いやボケなど必ずあっただろうなと思っていたので興味深かったです。榊原さんのセリフ、面白かったです。

・戦争という物は、戦地で人が死ぬというだけではなく、当たり前の暮らしが奪われるという事だという事をじわじわと感じさせられた。とても良い舞台でした。(女性 46才)

・何も言えません、泣きました。(女性)

・永与さん悦子さん明石さんの関係性に心がぐっと切なくなりました。桜の花びらの演出にはかなさ、切なさ、幸せいろいろな気持ちが溢れてきて感動しました。とても近距離でお芝居を感じることが出来、表情思いを感じることが出来てうれしかったです。(男性 31才)

・この台本ほんとにおもしろい。戦争中でも暗いだけじゃなくてちゃんと楽しい生活を送れてたんだろうなあ。悦ちゃんの青春はあったと思いたいです。テーマはとても重い物でしたがさわやかに書かれていて良かったです。ところどころ榊原さんの通る声がピリリと効いて良かったです。