★アンケートより★

◆僕の周りにも普段から幻覚・幻聴に悩まされている人が居ます。
彼女はうつ病ですが記憶に無い行動・突発的な自殺行為に生きる事に対しての苦痛ect
そういった事を伝えてくれます彼女の頭の中を少しのぞき込んだような時間でした。
難しいことです。逃げずに向かって行くしかありません。それだけですね。〈男性 20代〉


◆スーザンを演じた女優さんはすごいです。混乱を表す意味のない言葉の並ぶセリフ……
家族の本質をついていて、ズキンときました。家族の会話と言ってもたしかに、お互いに言いたい事だけを言って相手の話をきちんと聞いていない。会話もお互いの重いも一方通行だらけで本質を見ずに生活している現実を示していると思いました。


◆誰の心の中にある自分ともう一人の自分。現実の世界ともう一つの世界の境界が、舞台の上で行き来でき、それを見られる面白さ奥深さを感じ刺激的でした。
瀬田さんのスーザン、いろんな表情の中に母として妻としての苦しみを感じました。ありがとうございます。〈女性〉


◆うまく言葉で説明が出来ないのですが、場面場面の空気感、表情、流れ方、一人一人の考え方など、自分なりですが、ドキドキしたりゾクゾクしたりと色々な感情で見ることが出来ました。
要点をおさえて演技をしたり、少しの動き、目線など、言葉ひとつで、空間がコロッと変わったり。今回見たものを忘れずに自分の一部に出来たらいいな
とても貴重な瞬間でした。ありがとうございました〈女性 20代〉


◆視点が変わると別の見え方になる立体感のあるセットに驚きました。だまし絵みたいで面白かったです。ミュリュエルも十分変だと思うんですが、あれはあれで普通と受け入れられるし、スーザンも混乱しているだけで普通なのかと思って見たり…。多分そうじゃないとも思ったり…。
スーザンの母親の姿が、個人的にすごくリアルでした。逃避するその様子が、こんなにドラマ性を生むんだなあと学びました。難しい話だと思っていますが、だから面白くて、まだ混乱している自分がいますが、これが今回の舞台の余韻なのかと味わっています。
とても面白かったです。ありがとうございました。〈女性 20代〉


◆人が人であるというのは何なのかと思えてきます。人だけが病む病気はそれだけに生きてゆく辛さを感じさせます。ひろ美さん、大変な役、良かったです。熱演でしたね〈女性 80代〉


◆コメディチックにジワジワと認知の違いの恐怖が沁みてくる感じが恐かった。ミュルエルの見る夢とスーザンの見る幻の感触の違いも面白かったです。少しナルコレプシーに近い症状なのかなー。スーザンの脳内で完結している幸せな幻よりも話しかけてくれただけで息子と向きあう現実に飛び付いたのが印象的でした。〈女性 20代〉


◆自分がスーザンとなって物語を見ているようでした。
日常の辛いことが積み重なり新しい景色を作って、今を変えたい気持ちと存在しないものの恐怖が、役者の皆さんの芝居と音と照明ですごく伝わってきて悲しくて、涙が出そうで、辛くて、とても面白い舞台でした。


◆どちらが現実なのか? 面白い話だった。英国式ユーモアもたっぷり。〈男性 60代〉


◆山中さんがかっこよく見えました。本田さんも可愛かった。
丁度精神疾患者の本を読んだばかりでしたので、よけいに色々考えさせられました。とても面白い作品でした。〈女性〉


◆コメディ・サスペンスあり、面白かったです。こういうの好きです。
舞台装置ステキ、後ろの赤いバラがまた良い!演技もよかったです


◆正常と異常の狭間とは?
と思わせる作品でした。難しく考えるからちぐはぐになる。素直に出る反応が本心なのか?
と答えはそこに落ち着きました。〈女性 40代〉


◆スーザン、ビル、ジェラルドとよく役にハマっていて、本当に有り得るような話に思えた。
イングランドシュチュエーションなのか、ジャパニーズシュチュエーションなのか、いろいろな場面で悩むところはあったが、充分楽しめた。
「鯛って魚?」はジャパニーズ!
イギリスからわざわアジアのタイまで看護師として赴任するのはどうしてなのか? 細部までこだわると、どこまでも不思議な所が出てきそうな興味深い作品でした。〈男性〉


◆もつれた糸をほどこうとすればするほど、ますますこんがらがって苛立つような…こういうお話は大好きです。〈男性 60代〉


◆照明の色で分かりやすく見やすかったです。あまりこのような作品を見たことがなかったので新鮮で面白かったです。音響の不穏感(?)が素敵でした。〈女性 10代〉


◆最後まで結末が見えず楽しめました。